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クアンタのQ2粗利益率、過去最低の3.4%【表】


ニュース 電子 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025024

クアンタのQ2粗利益率、過去最低の3.4%【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が31日に発表した上半期決算によると、第2四半期の連結粗利益率は過去最低の3.4%となった。金属、プラスチックなど原料価格の上昇、鴻海科技集団(フォックスコン)のノートPC受託市場での展開拡大などが影響したもようだ。同社は第3四半期の景気見通しに慎重となっており、同期出荷予測を従来の「前期比10~15%増」から「横ばい~5%減」に下方修正した。1日付工商時報が報じた。
 
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 梁次震同社副董事長は下方修正の理由について、比較対象となる第2四半期の出荷台数が多かった上、第3四半期はユーロの為替変動の影響を受けて夏休みシーズンのノートPC販売が低調なためと説明した。

 ただ、9月は7~8月に比べ状況が改善し、第4四半期は今期比横ばいか小幅成長となる可能性があると語った。

 同社の上半期業績は、連結売上高が前年同期比58%増の5,476億4,100万台湾元(約1兆4,400億円)、純利益が同12%増の104億3,200万元、粗利益率3.7%、営業利益率1.62%となった。ノートPC出荷台数は2,470万台だった。