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8月下旬のDRAM契約価格、需要減退で急落


ニュース 電子 作成日:2010年9月1日_記事番号:T00025025

8月下旬のDRAM契約価格、需要減退で急落

 
 集邦科技(トレンドフォース)傘下の調査機関、DRAMエクスチェンジが30日に発表した8月下旬のDRAM契約価格動向によると、容量1ギガバイト(GB)DDR3が8月上旬に比べ5.26%下落の2.22~2.41米ドルとなり昨年12月以降で最低を記録、DDR2(1GB)も1.88%下落した。また、DRAMモジュール価格もDDR3(2GB)で4.76%下落の40米ドル、DDR2(2GB)で1.37%下落の36米ドルとなった。1日付工商時報が伝えた。

 これを受けてスポット価格も31日全面的に下落し、DDR2(1GB)は1.99米ドルと、2米ドルを割り込んだ。

 DRAM契約価格の下落は、インテルが第3四半期の業績見通しを下方修正したことや、欧米市場の景気回復が進まずノートパソコンなどPC需要が減退していることが原因となっているもようだ。

 ただ、大手DRAMメーカー、南亜科技は、8月は需要がやや弱まったため小幅の下落となったものの、PC組み立てメーカーが在庫消化を終える9月以降は需要が回復に向かうとみている。