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アフタヌーンティー、10月にも黒字転換へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月2日_記事番号:T00025040

アフタヌーンティー、10月にも黒字転換へ

 
 喫茶と生活雑貨の複合型店舗、アフタヌーンティーは、早ければ10月にも単月黒字化を達成する見通しだ。従来、黒字転換には3年かかると予測していたが、数カ月早まりそうだ。2日付経済日報が報じた。

 アフタヌーンティーは、統一超商(プレジデント・チェーンストア)と日本サザビーリーグが2007年末に設立した合弁会社、統一午茶風光(アフタヌーンティー台湾)が運営している。商品の生活雑貨のうち6割を日本製が占める。

 張簡雲輝・同社総経理は、今年、日本からの雑貨調達を増やしたところ新規顧客の呼び込みに成功し、台北市の微風広場(ブリーズセンター)内の微風本館店で3割成長を果たすなど、売り上げ増につながったと語った。また、上半期に商品の半数近くを値下げしたことも奏功したと指摘。上半期の売上高は喫茶が前年同期比6割成長、雑貨が4割成長で、全体では5割成長を達成した。今年通年の売上高は2億台湾元(約5億3,000万円)を見込む。
 
 アフタヌーンティーは現在、台湾で6店舗を展開しているが、年内に1店舗を百貨店内に出店する計画だ。