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8月の自動車販売、「鬼月」も前年比3.8%増【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年9月2日_記事番号:T00025046

8月の自動車販売、「鬼月」も前年比3.8%増【表】

 
 大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」が今年は8月10日~9月7日で、昨年(8月20日~9月18日)に比べ早く始まったにもかかわらず、8月の自動車の新車登録台数は2万4,184台と、前年同月比で3.8%の増加を見せた。主にメルセデス・ベンツ、BMW、レクサスなど高級車をはじめとする輸入車の販売好調が貢献した。2日付経済日報が報じた。
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 8月の自動車販売は、台湾生産の各ブランドの多くが前年同月比で小幅減となったのに対し、輸入車は同14.2%増の計5,691台が売れた。業界関係者によると、従来、輸入車購入層は、風水や伝統的なタブーを最も重視すると考えられていたが今年は状況が一変しており、特にベンツは8月、前年同月比倍増となる800台の販売を記録し、一部台湾生産ブランドの販売台数を上回った。

 また、裕隆集団傘下の自社ブランド、LUXGEN(納智捷)も、8月は1,225台を販売して初めてシェア6位(5.1%)に入った。5位だったフォード車の福特六和汽車とはわずか10台差に迫っており、生産能力が不足していなければ5位だった可能性が高い。業界では、LUXGENが新たな客層を生み出したことも8月の販売増の一因とみている。