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資策会、インドとリレー基地局を共同開発


ニュース 電子 作成日:2010年9月2日_記事番号:T00025051

資策会、インドとリレー基地局を共同開発

 
 インドで移動通信市場の急激な拡大が見込まれる中、資訊工業策進会(資策会)とインドの移動通信研究開発機関CEWITは1日、第4世代(4G)無線ブロードバンド産業の研究開発(R&D)と技術応用に関する覚書を結んだ。2日付電子時報が伝えた。

 今回の提携はまず、リレー基地局分野で協力を進め、台湾製通信設備の市場をユーザー用機器から基地局設備へと拡大する。

 今回の提携で、双方は既存の4GやWiMAX用の基地局設備とは異なり、「802.16j」規格での新型基地局設備を開発し、一般の基地局でカバーしきれない小範囲で移動通信を利用できるようにするのが狙いだ。

 インド政府は今年初め、第3世代(3G)移動通信免許を発給し、高速通信網の整備が進んでいる。インドの通信市場は2012年に22億米ドル規模まで成長が見込まれ、台湾の通信設備メーカーにとっても、中国と並ぶ重要市場として浮上している。