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ASUSのビジネス用ノートPC、11年世界シェア4位目指す


ニュース 電子 作成日:2010年9月2日_記事番号:T00025054

ASUSのビジネス用ノートPC、11年世界シェア4位目指す

 
 華碩電脳(ASUS)は1日、初のビジネス専用設計のノートパソコンであるPシリーズ、Bシリーズを発表した。同社は来年、新興国市場の開拓により、ビジネス用ノートPC市場で世界シェア4位を目指す考えだ。2日付工商時報が伝えた。
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新機種は厳格な耐久テストをクリアしたハードディスクドライブ、セキュリティーを高める指紋認証など、ビジネス用としてのニーズを追求した(ASUS提供)

 同社のビジネス用ノートPC世界シェアは昨年が9位、今年は7位の見通し。市場調査機関IDCによると、3位は宏碁(エイサー)、4位は東芝、5位はアップルだ。ASUS傘下の販売業者、華碩聯合科技の林福能総経理は、「4位と5~6位の差は約10万~40万台で、大きな差ではない」と強調、4位への躍進に意欲を示した。

 ASUSは台湾のビジネス用ノートPC市場ではシェア30%以上で首位だ。林総経理は、来年の台湾市場について、クラウド・コンピューティングの普及加速、および第1四半期にインテルが中央処理装置(CPU)「Core i」シリーズの第2世代製品を発売することから、企業の買い替え需要が期待できるとみている。