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アビバの台湾撤退観測、合弁相手の第一金控が否定


ニュース 金融 作成日:2010年9月3日_記事番号:T00025064

アビバの台湾撤退観測、合弁相手の第一金控が否定

 
 2日、英保険大手のアビバが第一金融控股との合弁生命保険会社、第一金人寿保険(ファースト・アビバ・ライフ・インシュアランス)の株式49%を売却し、台湾市場から撤退すると報道されたことに対し、残り51%を出資する第一金控総経理で第一金人寿董事長を兼任する簡明仁氏は同日、「そのような事実はない」と否定した。洪新湜・第一金控副総経理も、両社の合弁に当たり、一方が出資を引き上げる際にはもう一方に通知するよう定めているが、何も聞いていないと説明した。3日付蘋果日報などが報じた。

 2日の報道では、アビバが既に行政院金融監督管理委員会(金管会)に撤退計画を伝えたとの観測が伝えられたが、呉崇権・金管会保険局副局長は2日、「そのような情報は得ていない」と語り、うわさが誤って伝わったのではないかの見方を示した。

 またある保険局員は、「昨年金管会がアビバと接触した際、商品戦略でアビバと第一金控の意見が異なり金管会に調停を希望したと聞いているが、持ち株を売却するという話は耳にしていない」と語った。