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奇美で不良続出か、液晶パネルが品薄状態に


ニュース 電子 作成日:2007年9月6日_記事番号:T00002508

奇美で不良続出か、液晶パネルが品薄状態に


 6日付経済日報によると、40、42インチの大画面液晶テレビに使用される第7.5世代の液晶パネルを生産する一部メーカーで不良品の比率が下がらず、液晶パネルの供給不足に拍車をかけている。市場ではこのメーカーは奇美電子(CMO)とみられており、6日は株価が一時4%まで下がる局面もあった。

 市場調査会社ディスプレイ・サーチによると、供給不足は40、42インチのほか、32、37、52インチにも広がっているという。第7.5世代の液晶パネルは、韓国のLGフィリップス、友達光電(AUO)、奇美電子の3社が生産している。

 第7.5世代の液晶パネルをめぐっては当初、台湾メーカーの増産で価格の大幅下落が見込まれていたが、今月の最新相場は42インチが前月より5米ドル安の545米ドル、40インチが同5米ドル高の545米ドルで、高止まりが続いたままだ。需給不均衡は年末まで続くとみられ、競合他社にとっては稼ぎ時となりそうだ。6日付経済日報が伝えた。