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ビボテレコム、HSPA+基地局を大量増設


ニュース 電子 作成日:2010年9月3日_記事番号:T00025082

ビボテレコム、HSPA+基地局を大量増設

 
 携帯電話キャリアの威宝電信(ビボテレコム)は、今後1年間で高速パケット通信規格「HSPA+」の基地局3,576カ所の増設を計画している。同社は来年中に第3.75世代(3.75G)の基地局網を業界最大の9,500カ所にまで拡充する構えだ。投資額は20億台湾元(約53億円)を見込む。3日付電子時報が伝えた。

 基地局増設の結果、3.75Gの基地局は全体の3分の1を占める見通しだ。同社の張豊雄総経理は「基地局網が一定規模に達した段階で、接続速度21メガビット(Mbps)のHSPA+によるサービスを開始したい」と述べた。

 同社はまた、中国でのローミングサービス拡充に向け、現地大手キャリアの中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)との交渉が大詰めを迎えており、新サービスを今年下半期に導入する。張総経理は「中国ではプリペイド携帯の実名制が導入されたが、今後もプリペイドが市場の主流になる。聯通との提携は、プリペイド業務の発展が重点の一つとなる」と説明した。