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パワーチップの8月売上高、前月比3.1%増【図】


ニュース 電子 作成日:2010年9月3日_記事番号:T00025083

パワーチップの8月売上高、前月比3.1%増【図】

 
 DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が2日発表した8月売上高は、前月比3.15%増、前年同月比236.53%増の88億8,800万台湾元(約235億円)で、過去42カ月で最高となった。一方、中堅DRAMメーカーの茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、前月比3.5%、前年同月比173.7%増の24億7,000万元で、2008年10月以来の単月最高となった。3日付経済日報が伝えた。
 
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 DRAM価格は最近、需要の減退から下落が続いている。パワーチップは増収を維持できた要因として、先進製造プロセスへの移行が順調で出荷が増加したことに加え、ファウンドリー業務のオファー価格上昇を挙げた。

 プロモスは今後の見通しについて、中部科学工業園区(中科)工場での生産がフル稼働時の6万枚に回復しており、年末にはその半分をエルピーダメモリ向けの63ナノプロセスの標準型メモリー、およびモバイルメモリーなどニッチ型製品の生産に充てる計画であることから、引き続きが増収が見込めるとしている。