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遠東航空総経理、11月の運航再開を強調


ニュース 運輸 作成日:2010年9月6日_記事番号:T00025092

遠東航空総経理、11月の運航再開を強調

 
 経営再建が進まず2年以上運航を停止している遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)の新株主、樺福建設の董事長で、遠東航空総経理も兼任する張綱維氏はこのほど、「現在受けている交通部民用航空局(民航局)の運航適性審査で、5段階のうち既に第4段階に進んでおり、10月に審査を終え、11月には必ず運航を再開する」と決意を示した。6日付経済日報が報じた。

 遠東航空は樺福建設を中心とする経営陣がまとめた再建計画が4月に債権団会議で承認され、5月には裁判所の認可を獲得。その後直ちに民航局に「運航再開計画」を提出した。しかし6月に証券投資人・先物取引人保護センター(投保中心)を代表とする債権者から裁判所の認可に対し抗告が申し立てられたため、減資、増資計画が進められずにいる。

 ただ同社は、法的な手続きが終了すればすぐに運航を再開できるよう、運航適性審査を同時に進めており、張氏は「樺福建設は既に10億台湾元(約26億円)をつぎ込んでおり、さらに同額を投資する計画で、(運航再開を)必ずやり遂げる」と強調した。