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海運の中台直航貨物、全体の14%に増加【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年9月6日_記事番号:T00025093

海運の中台直航貨物、全体の14%に増加【表】

 
 交通部統計処によると、今年上半期に台湾域内の各商業港が取り扱った中台間の海運直航便の貨物量は計92万TEU(20フィートコンテナ換算)で、海運貨物全体の14.6%を占めた。2008年の海運直航開始1年目の5.5%からは約9ポイントの大幅上昇で、直航利用が順調に拡大していることがうかがえる。5日付工商時報が報じた。
 
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 中台間の中継貨物の、商業港全体の取扱量は上半期18.6%増となった。特に高雄港の取扱量は23.6%増と、平均を大きく上回った。また、中台間の中継貨物は、中継貨物全体の13.4%を占めた。

 直航貨物の取扱量の伸び幅は台中港の50.2%が最高で、次いで基隆港30.1%、高雄港22.8%。また、直航貨物の利用港は6割が高雄港で、次いで基隆港、台中港の順となった。

 なお、今年上半期に台湾の商業港を利用した船舶数は延べ1万8,231隻で、07年以来の減少に歯止めがかかった。港湾別の月平均貨物取扱量は、▽高雄港、75万9,000TEU▽基隆港、14万4,000TEU▽台中港、10万8,000TEU──。台中港は過去5年間で最高となった。