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中国人観光客の自由旅行、遅くとも来年8月に解禁


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月6日_記事番号:T00025095

中国人観光客の自由旅行、遅くとも来年8月に解禁

 
 6日付経済日報が政府高官の話を基に報じたところによると、中国人観光客による台湾での自由旅行解禁について、中台観光交流の台湾側窓口機関、台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)と中国側の海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)が7月末に香港で交渉を行い、双方が初めて解禁に向けたタイムテーブルを提示したもようだ。台湾側は来年の元宵節(旧暦1月15日、来年は2月17日)の解禁を主張したのに対し、中国側は来年8月を主張したとされることから、遅くとも来年8月までに解禁される見通しとなっている。

 政府高官によると、台湾側が主張する2月解禁に対し中国側は、「時間的に切迫しており、補完措置の準備が間に合わない」として、より余裕あるスケジュールを提案したという。また観測によると、中国はまず、北京など大都市の住民からテスト解禁したい考えとされる。

 中国人による台湾自由旅行解禁については今後も双方で交渉を続け、合意に達すれば、今年12月に予定される中台窓口機関による第6回トップ会談(江陳会)の議題に盛り込まれ、解禁が正式に宣言されることになる。