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永信薬品の輸出売上高、今年は倍増の5億元も


ニュース 医薬 作成日:2010年9月6日_記事番号:T00025098

永信薬品の輸出売上高、今年は倍増の5億元も


 製薬大手、永信薬品工業は現在、日本や米国など海外市場の開拓に積極的に取り組み、今年の輸出向け製品の売上高について、前年比120%増となる5億台湾元(約13億円)突破を目指す。6日付工商時報が伝えた。
 
 同社によると、米国に輸出している、米食品医薬品局(FDA)の医薬品簡略承認申請(ANDA)の対象となっているジェネリック医薬品(後発医薬品)5項目については、米系・日系メーカーと共同開発した発酵原料が年内に量産・出荷に入ることで、売上高倍増につながると見込んでいる。

 同社の8月売上高は前年同月比11.73%増の3億1,000万元、1~8月累計では前年同期比3.72%減の18億4,400万元。上半期の純利益は前年同期比18.97%増の2億5,800万元だった。

 同社は第3四半期の見通しについて、慢性循環器疾患向け薬品での市場開拓を進めるとともに、保険適用外の薬品および健康食品のシェアが安定成長するとの見方を示した。