携帯電話に搭載されるデジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電（ラーガン・プレシジョン）の８月連結売上高は、前月比10.9％増、前年同月比42％増の11億7,200万台湾元（約31億円）となり、３カ月連続で過去最高を更新した。アップルの「iPhone 4」をはじめとするスマートフォン向けの需要好調が要因だ。６日付工商時報などが伝えた。
同社は500万画素、800万画素デジカメレンズの出荷比率が上昇しており、７月に500万画素レンズの出荷量が300万画素レンズを超えた。邱東泉財務長は「第３四半期の平均販売単価（ＡＳＰ）上昇に貢献する」と指摘。第３四半期の売上高は35億元を目指す。
なお、同社の１～８月の連結売上高は、前年同期比59％増の72億2,200万元だった。
