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中大型パネル価格は9月上旬も下落=ディスプレイサーチ


ニュース 電子 作成日:2010年9月6日_記事番号:T00025110

中大型パネル価格は9月上旬も下落=ディスプレイサーチ

 
 市場調査会社、ディスプレイサーチの最新調査によると、9月上旬の大型液晶パネルオファー価格は、テレビとモニター向け17インチ以上製品で2.3~6%下落、ノートパソコン向けは下落幅がやや縮小したが、8月下旬に続いて下落した。携帯電話、デジタルカメラ向けの小型製品は横ばい。中大型価格の続落は、友達光電(AUO)や奇美電子(チーメイ・イノルックス)などパネル大手の第3四半期利益に悪影響を及ぼすと懸念されている。5日付経済日報が伝えた。

 液晶パネルの中でも主流の32インチ液晶テレビ向け9月上旬価格は、6米ドル(3.3%)の下落で174米ドル、今期累計の下落幅は31米ドル(15%)となった。19インチワイド型は4米ドル(6%)下落し63米ドル、今期累計で19米ドル(23%)の下落となった。

 ディスプレイサーチによると、ディスプレイ製品用パネルの需要はいまだ回復しておらず、ブランドメーカーやOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーがさらなる値下げを迫るとみられ、パネル業者の粗利益率に低下圧力がかかりそうだ。