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第3子の託児補助、来年から一律月3千元


ニュース 社会 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025116

第3子の託児補助、来年から一律月3千元

 
 張秀鴛・内政部児童局長は6日、台湾で第3子を出産する女性が年々減少している状況を受け、第3子以降の乳幼児(2歳まで)を託児所に預ける場合、来年から収入制限なしで毎月3,000台湾元(約8,000円)の保育補助を支給する方針を明らかにした。7日付聯合報が伝えた。

 統計によると、出産女性のうち第3子出産した女性の比率は、2005年の11.4%から08年には1.52%まで急速に減少した。このため、専門家は出産意欲がある女性に第3子の出産を奨励することが少子化対策として有効だと提言していた。

 現行制度では、年収150万元以下の保護者が実際に就業している場合に限り、補助金が支給されている。張局長は「予算が許せば、第1子、第2子についても収入、就業に関する制限を撤廃する方向で検討したい」と述べた。託児先は保育士の有資格者に限定する。

 また、2歳までの乳幼児を持つ未就業の保護者に対しては、来年から毎月5,000元を支給する方針だ。