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台湾のオンラインゲーム、中国で「内国民待遇」へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025127

台湾のオンラインゲーム、中国で「内国民待遇」へ【表】

 
 中台によるオンラインゲーム業界の交流会議「両岸遊戯高峰論壇」が6日、台北で開幕し、中国でゲーム関連の許認可を管轄する文化部関係者は席上、台湾の業界関係者に対し、オンラインゲームの登録番号(書号)取得で台湾企業に「内国民待遇」を年内にも適用する方針を表明したもようだ。7日付経済日報が伝えた。
 
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 業界関係者によると、中国政府は国内のオンラインゲーム産業を保護するため、国内企業と外国企業で別個の登録番号体系を設けており、外国企業向けの登録番号には数十件という総量規制がかけられているため、中国市場への事実上の参入障壁となっていた。今後は台湾企業が中国企業と同様に国内企業扱いとなる見通しで、台湾のオンラインゲーム業者にとっては朗報となりそうだ。

 一方、中国のオンラインゲーム大手、上海盛大網絡発展は同日、同社傘下の金酷遊戯が開発したオンラインゲーム「マジックワールド2」の台湾、香港、マカオ地区における代理権を台湾の同業、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)傘下の遊戯新幹線(ゲーム・フライアー)に付与する契約を結んだ。早ければ来年にも台湾でサービスが開始される。