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トウモロコシ高騰、飼料が一段高【表】


ニュース 食品 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025133

トウモロコシ高騰、飼料が一段高【表】

 
 トウモロコシや大豆の国際相場高騰を受け、飼料業界は9月に入り、飼料価格を1キログラム当たり0.5台湾元(約1.3円)値上げし、市場の反応を見ている。業界関係者は「需要が回復し、例年の飼料需要期に入る上、国際相場上昇による刺激を受け、飼料価格に順調に転嫁できるのではないか」と話している。7日付工商時報が伝えた。

 飼料業界は先ごろ、原材料価格高騰を受け、飼料価格を同0.3元値上げしようとしたが、需要低迷でコスト上昇分を転嫁できないメーカーも出た。ただ、9月以降は値上げが市場に受け入れられつつあるようだ。

 また、油脂業界では、18リットル入りサラダ油の価格が前週を10元上回る680元に上昇した。現在の生産コストは700元前後で、コスト割れの状況は解消に近づいた。

 飼料と油脂製品の相次ぐ値上げで、大成長城企業やタイ系の台湾卜蜂など関連企業は業績改善が見込まれている。
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