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WiMAX振興、4年66億元を投資


ニュース 電子 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025137

WiMAX振興、4年66億元を投資

 
 高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)産業の振興に向けて、経済部は2013年までの4年間で66億900万台湾元(約174億円)の投資を行う方針だ。6日行政院経済建設委員会(経建会)に提出した「WiMAX産業発展行動計画」の中で明らかにした。7日付経済日報が伝えた。

 13年にかけて、無線ブロードバンドのモデル国へと成長し、およびWiMAXソリューションプランの輸出国となることを2大目標とする。このうちWiMAX輸出について経済部関係者は、中国や東南アジアなど新興市場をターゲットにする考えを示した。

 経済部関係者はまた、WiMAX産業振興の一環として設立を進めていた第4世代(4G)移動通信のシステム統合会社が、間もなく発足すると明らかにした。政府が15億元を出資して主導する同社は、インテル、富士通、NEC、三菱電機などと提携交渉が進んでいるとされる。

 経済部はまた、台湾高速鉄路(高鉄)でのWiMAX導入を目指しており、このほど時速220キロメートルで走行中の車内で、容量2~3メガバイト(MB)のデータのダウンロードに成功したことを明らかにした。