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LEDのヒューガ、エピスター主導の経営に【図】


ニュース 電子 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025139

LEDのヒューガ、エピスター主導の経営に【図】

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)は6日、臨時株主総会で董事改選を行い、筆頭株主で47%を出資する同業最大手の晶元光電(エピスター)が董事4席のうち3席を占めた。また、董事長にはエピスター法人代表の陳沢澎氏が就任した。7日付電子時報が伝えた。
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 7月に新たに就任したばかりの黄総経理(エピスター元副総経理)は「LED産業の成長は液晶テレビメーカーが在庫調整を行っていることによりが鈍化しているものの、LEDバックライトはまだ浸透率拡大の余地が大きい」と指摘。競争力向上のため、新たな提携パートナーの導入や、中国での工場設置も視野に入れていると語った。

 なお、同社製品のうち液晶テレビバックライト向けの比重は、年内に10%、来年は20%まで拡大する見通しだ。

 また、最近供給不足となっているLED原料のサファイア基板については、エピスターと共同で調達することにより、価格交渉を有利に進める考えだ。

 このほか同社は、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を年末までに60台、来年内に80台まで拡充する計画だ。