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台湾半導体業界の設備投資額、100億ドル突破も=SEMI【表】


ニュース 電子 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025140

台湾半導体業界の設備投資額、100億ドル突破も=SEMI【表】

 
 国際半導体製造装置材料協会(SEMI、本部米カリフォルニア州)は6日、2010年の台湾半導体業界の設備投資額について「100億米ドル突破の可能性もある」との見方を示した。SEMIはこれまでに今年の世界半導体業界の設備投資額は前年比104%増の325億米ドル、このうち台湾が最大の91億8,000万米ドル(前年比111%増)を占めるとしていた。SEMIはまた、台湾の設備投資は来年も引き続き世界最大規模となるとの予測も示した。7日付経済日報が伝えた。
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 SEMIは、第2四半期のシリコンウエハー出荷量が23億6,500万平方インチの過去最高を記録したと指摘。ファウンドリーやメモリーメーカーが、相次いで設備投資額を上方修正しており、今年下半期も半導体設備市場の好況は続くと予測した。

 さらに、世界半導体業界の設備投資がピークだった04~07年、設備投資額が半導体生産額に占める割合は14%だったが、今年は11~12%にとどまっており、生産能力増強による供給過剰の懸念はないとSEMIはみている。