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ASEの2.5次元実装、「12年に受注可能」


ニュース 電子 作成日:2010年9月7日_記事番号:T00025141

ASEの2.5次元実装、「12年に受注可能」

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体(ASE)の唐和明総経理は、主にシリコン基板での2.5D(2.5次元)実装技術の開発に成功しており、2年後には受注できると見通しを示した。同技術による受注可能スケジュールを示したのは、台湾業界で同社が初めて。7日付経済日報などが報じた。

 ASEは、2.5D実装技術が当初、パソコンや携帯電話の中央処理装置(CPU)、チップセット、ベースバンドチップなどの、28ナノメートル以降の製造プロセスを採用するチップで導入されると予測している。さらに、20ナノプロセス以降に進めば、3D実装技術の重要性が高まると指摘した。

 また同社は、2D実装は限界が近付いており、2年以内に2.5D実装、5年以内に3D実装ICの量産が始まると予測を示した。