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新生高架路スキャンダル、関係者5人を立件


ニュース 社会 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025147

新生高架路スキャンダル、関係者5人を立件

 
 台北市の新生高架路で植え込みや排水系統などの整備が法外な高値で発注されていた問題で、台北地検は7日、関係先27カ所を家宅捜索するとともに、市工務局新建工程処(新工処)の黄錫薫・元処長ら5人を刑事立件し、3人を拘束した。8日付自由時報が伝えた。
 
T000251471

台北地検に押送された黄錫薫・元処長(8日=中央社)
 
 拘束されたのは、黄元処長、陳智盛・元新工処科長、工事管理会社の昭淩工程顧問で調達単価の計算を担当していた社員の3人。章立言・元新工処総工程司は50万台湾元(約131万円)で保釈、林慶釩・新工処副処長は在宅のまま取り調べを受けた。

 黄元処長と陳元科長は取り調べに対し、容疑を全面的に否認し、「法律に基づいて処理したもので、特定の業者に便宜を図った事実はない」などと話している。

 検察は発注価格が大幅に水増しされており、黄元処長らの独断による犯行ではないとみており、市政府の幹部による指示がなかったどうかなどについて調べを進めている。