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台湾企業の採用意欲、世界2位に【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025148

台湾企業の採用意欲、世界2位に【表】

 
 人材派遣会社マンパワー(万宝華企管顧問)は8日発表した今年第4四半期の雇用予測調査で、台湾の純雇用予測値が40%に達し、中国(47%)に次ぐ世界2位だったことを明らかにした。純雇用予測値は「増員する」と回答した企業数の割合から「減員する」と回答した企業数の割合を引いた数値で、数値が高いほど企業の採用意欲が高いことを示す。8日付蘋果日報が伝えた。
 
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 同調査は世界36カ国・地域を対象に行われた。純雇用予測値は、台湾が調査対象となった過去5年間で最も高い数値となった。台湾では企業の43%が「増員する」と答えたのに対し、「減員する」との回答はわずか3%だった。

 一方、行政院労工委員会(労委会)は8日、企業労働力需求調査の結果を発表し、10月末時点で7月末に比べ約8万8,000人の雇用拡大が見込まれることを明らかにした。内訳は製造業が約4万7,000人、卸小売業が約1万4,000人などとなっている。

 同調査では、「増員する」との回答が30%、「現状維持」が57%、「減員する」との回答が5%だったほか、7%が「予測不能」と答えた。