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8月の米国向け輸出額、金融危機後で最高に【図】【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025149

8月の米国向け輸出額、金融危機後で最高に【図】【表】

 
 財政部が7日発表した貿易統計によると、8月の輸出総額は前年同月比26.6%増の240億5,080万米ドルだった。輸出先別では、米国向けが同51.2%増の29億3,400万米ドルで、金融危機以降で単月最高となった。情報通信製品、電子製品の伸びが貢献した。8日付工商時報が伝えた。
 
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 8月の米国市場向け輸出で、携帯電話の輸出額は2億9,000万米ドルと、新旧機種の入れ替え時期だったため前月から1億4,000万米ドル減少したが、全地球測位システム(GPS)、基本金属、電気製品の輸出がそれぞれ2,000万~3,000万米ドル伸び、携帯電話の輸出減の穴を埋めた。

 中国、香港、欧州、日本向けの輸出額も軒並み成長した一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは、前月比3億5,000万米ドル減少した。台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)火災の影響で、石化原料の輸出額がシンガポール向けで2億1,000万米ドル、インドネシア向けで1億9,000万米ドル減少したためだ。
 
 なお8月の輸入総額は、前年比28.0%増の217億9,140万米ドルだった。
 
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