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老朽アパートの補修、工事費の45%を補助へ


ニュース 建設 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025154

老朽アパートの補修、工事費の45%を補助へ

 
 内政部はこのほど、築後20年以上が経過する老朽アパート500万戸を対象に、外壁補修や階段部分の雨漏り対策、エレベーターなどバリアフリー設備の設置に必要な費用を補助する方針を固めた。補助額は1戸当たり2万~3万台湾元(約5万~8万円)または設計費用全額と工事費用の45%となる見通しだ。8日付中国時報が伝えた。

 内政部関係者によると、これら方針は今後4年間かけて進められる「都市更新産業行動計画」に盛り込まれ、既に行政院経済建設委員会(経建会)の同意も得た。閣議決定を経て、今年末か来年初めにも実施する。財源には都市更新基金、地方補助金(地方交付税交付金に相当)が充てられ、経済効果は700億~800億元に達する見通しだ。  内政部は「台湾のアパートには1970~80年代に建設されたものが多く、居住者も高齢者が多い。エレベーターの増設で、老朽アパートの居住環境の改善が見込める」と説明した。