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USI、EVAペレット好調で出荷増へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025157

USI、EVAペレット好調で出荷増へ

 
 台湾聚合化学品(USI)は、太陽電池向けエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(エチレン・ビニル・アセテート、EVA)ペレットが好調で、出荷量は第2四半期の1,600トンから、第3四半期は3,000トンへと拡大する見込みだ。8日付工商時報が伝えた。

 同社のEVAペレットは月産100~300トン規模で、第2四半期に出荷を開始した。中国や日本などの顧客が増えるにつれ需要も増加しており、川下メーカーが太陽電池メーカーの認証を取得次第、出荷規模がさらに拡大する見込みだ。

 アナリストによると、太陽電池の材料としてのEVA需要は、台湾だけでも年間3,000トンで5億~6億台湾元(約13億~15億7,000万円)相当、世界では6万トン、150億元相当が見込める。さらに、太陽発電モジュール市場の年成長率は35%と高く、今後の成長も大いに期待できそうだ。