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鴻海集団、スマートフォン業者の支援強化


ニュース 電子 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025164

鴻海集団、スマートフォン業者の支援強化

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)と傘下の携帯電話端末受託生産メーカー、富士康国際(FIH)は最近、台湾メーカーでスマートフォンの生産に参入している宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、集嘉通訊(GBC)などから受注を獲得し、間接的に業界大手の宏達国際電子(HTC)に対抗姿勢を強めている。8日付電子時報が伝えた。

 このうち、昨年スマートフォンに参入したエイサーは、基本ソフト(OS)を当初のウインドウズ・モバイルからアンドロイドに切り替えており、生産委託先を華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)や英華達(インベンテック・アプライアンシズ)のほか、鴻海・富士康にも拡大した。鴻海・富士康は現在、E110、E120、E130などの機種を受託生産している。

 また、今年スマートフォンに参入したASUSは、和碩聯合科技(ペガトロン)に生産を委託してきたが、鴻海・富士康にアンドロイド携帯「A10」の生産を委託した。GBCも鴻海・富士康に生産委託したアンドロイド機種を欧州向けに出荷している。