ニュース
電子
作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025165
サムスンのタブレットPC、遠伝が11月発売に意欲
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の何永生・行銷(マーケティング)事業処執行副総経理は、サムスン電子が今月初旬に発表した、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載タブレット型パソコン「Galaxy Tab(ギャラクシータブ)」販売に向け、サムスンと提携協議を行っていることを明らかにした。遠伝はアップルの「iPad」導入も目指しているが、Galaxy TabはiPadが持たない音声通話やテレビ電話機能を備えており、インターネット接続料に加え、通話料による収入が期待でき、同社のタブレットPC1機種目として11月にも発売したい考えだ。8日付電子時報が報じた。
何副総経理は、Galaxy Tab、iPadに加え、年内に宏碁(エイサー)のタブレットPC発売を予定するほか、中国の華為技術(ファーウエイ・テクノロジーズ)、米国のデルや英国メーカーなどのうち2機種を取り扱い、消費者に多様な選択肢を提供すると語った。
一方、中華電信の行動通訊(モバイル通信)分公司の胡学海・行銷処長も、Galaxy Tab発売に意欲を示すとともに、アップルや、エイサーか華碩電脳(ASUS)と提携する可能性もあると語った。