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PC向けDRAM、来年Q1まで供給過剰も=サムスン


ニュース 電子 作成日:2010年9月8日_記事番号:T00025166

PC向けDRAM、来年Q1まで供給過剰も=サムスン

 
 サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)半導体事業部社長は7日に台北市で開催されたフォーラムで、パソコンやノートPC市況が思わしくなく、汎用DRAMは来年第1四半期まで供給過剰が続く懸念があると語った。力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)、南亜科技(NTC)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)にとって試練となりそうだ。8日付経済日報が報じた。

 権サムスン半導体事業部社長は、5月時点では汎用DRAM市場が今年は供給不足になると発言していたが、予測を一変させたことで、例年ハイシーズンの第3四半期も今年は需要が高まっていないことを裏付けた形だ。

 一方、スマートフォン、タブレット型PC、サーバー市場は比較的楽観しており、一部特殊用途向けDRAMおよびNAND型フラッシュメモリーの需要をけん引するとしている。特殊用途向けDRAMメーカーの旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)、華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)にとって下支えとなりそうだ。