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作成日：2007年9月7日_記事番号：T00002517
15日の国連加盟デモ、陳総統が参加へ
陳水扁総統は６日、メールマガジン「阿扁総統電子報」で、今月15日に高雄市で行われる「住民投票で台湾を守ろう、国連加盟大規模デモ」への参加を呼び掛けた。陳総統のほか、正副総統候補の謝長廷、蘇貞昌の両氏も同日のデモと夜間集会に出席する予定だ。６日付聯合晩報が伝えた。
民進党政権は、台湾名義による国連加盟運動で台湾意識を盛り上げ、総統選などを有利に戦いたい構えとみられ、今回の大規模デモにも力を入れている。
中国の胡錦濤国家主席が、訪問先のシドニーで、台湾の国連加盟に向けた動きを「台湾独立分裂主義だ」などと非難したことについて、陳水扁総統は同日、南投県内で記者団に対し、「われわれはもともと主権独立国家だ。台湾は中華人民共和国の統治の外にある独立国家で、台湾こそわれわれの祖国だ。祖国から分離するとかいう問題は存在しない」などと述べた。
