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海運市場に閑散期到来、運賃に先安感【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年9月9日_記事番号:T00025181

海運市場に閑散期到来、運賃に先安感【表】

 
 海運市場に閑散期が例年より早めに到来し、一部の大手海運会社は今週から米西海岸線で繁忙期追加料金の徴収を取りやめた。中国では例年、国慶節(10月1日)までに製品輸出を急ぐ旺盛な貨物需要がみられたが、今年は低調だ。海運業界では、第4四半期の運賃が輸送コストぎりぎりまで低下する可能性も指摘されている。9日付工商時報が伝えた。
 
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 米西海岸線で繁忙期追加料金の徴収が取りやめられたことで、1FEU(40フィート標準コンテナ)当たり運賃が200米ドル程度値下がりしている。

 業界関係者は「今年の海運市場動向は特別で、第1四半期に商品の品薄感から第2四半期に発注が増え、6~7月に出荷がピークを迎えた。その後、第3四半期には発注が手控えられ、例年9月末に始まる閑散期が1カ月早く始まった」と分析した。