ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年9月9日_記事番号:T00025191
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)はこのほど、ステンレス鋼の副原料となる石灰工場の、中国・広東省清遠市陽山県での建設を決定した。来年5月に着工、1年以内に完成予定の同工場は、中国企業との合弁で設置し、義聯集団は70%に当たる2,000万米ドルを出資する計画だ。9日付経済日報が伝えた。
同集団の曽榕青執行副総経理によると、陽山県には10億トンに上る石灰石資源が存在し、また傘下の広州聯衆ステンレスにも近いことから工場設置を決めた。同工場では製鋼時の重要な添加剤として用いられる石灰を年間35万トン規模で生産する計画で、広州聯衆ステンレスおよび燁聯鋼鉄(YUSCO)の傘下ステンレスメーカーの需要を十分満たせると見込む。
同集団はまた、ステンレス原料確保の一環としてニッケル鉱山への投資も計画している。現在、インドネシアに専門家を派遣し、同国政府にも投資の意向を表明したという。今後はパートナーとなる海外企業に対し、共同での鉱山開発を打診していく。
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