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日亜化学、特許侵害で燦坤に仮処分申請


ニュース 電子 作成日:2010年9月9日_記事番号:T00025194

日亜化学、特許侵害で燦坤に仮処分申請

  
 発光ダイオード(LED)業界最大手の日亜化学工業は6日、家電製造販売大手、燦坤実業傘下で小型家電製造などを行う燦星網通の日本子会社、燦坤日本電器が、日亜化学の所有する特許権を侵害したとして、侵害行為の停止を求める4件の仮処分を東京地方裁判所に申し立てた。

 日亜化学は、スーパーマーケットの西友や家電量販店のヤマダ電機で販売されている燦坤製LED電球の白色LEDが、日亜化学の保有する特許を侵害していると判断し、仮処分の申請に踏み切った。

 経済日報によると、これに対し燦星網通は7日、「当社が日本で販売しているLED電球に使用されるLEDに特許侵害の疑いはなく、既に弁護士に対応を依頼した」とコメントした。

 燦星網通のLED電球には、特許侵害の疑いのない米クリー社のチップが使用されており、かつ豊田合成から授権した白色LED技術が使用されているという。