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台湾の国際競争力13位にダウン、労働・金融市場に課題=WEF【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年9月10日_記事番号:T00025205

台湾の国際競争力13位にダウン、労働・金融市場に課題=WEF【表】

 
 世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)が9日発表した2010年国際競争力ランキングによると、世界139の経済体のうち台湾は13位となり、昨年の12位よりランクを1つ落とした。アジアではシンガポール(3位)、日本(6位)、香港(11位)に次ぐ4位だった。10日付蘋果日報などが報じた。
  
 レポートによると、台湾は評価の指標となる12の中項目のうち9項目で上位20位以内に入ったが、▽労働市場の効率(34位)▽金融市場の成熟度(35位)▽制度(35位)──の3項目はさらなる努力が必要とされた。

 行政院経済建設委員会(経建会)の劉憶如・主任委員(主委)は、試用期間がない、派遣社員制度が普及していないなど労働市場が柔軟性に欠けることや、台湾投資に規制が多いことが順位を落とした要因と指摘。その上でこれらの課題を短期間で解決し、総合順位トップ10入りを果たしたいと語った。
 
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