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機械設備の1〜8月輸出額、前年比54%成長


ニュース 機械 作成日:2010年9月10日_記事番号:T00025214

機械設備の1〜8月輸出額、前年比54%成長

 
 機械業界団体の台湾区機器工業同業公会(TAMI)が9日発表した統計速報によると、1~8月の機械設備の輸出額は前年同期比54.8%増の106億5,600万米ドル、輸入額は同98.3%増の164億8,300万米ドルと、ともに大幅に成長した。業界では第3四半期の受注がほぼ満杯で、第4四半期もさらに増えるとみて、今年の台湾業界の生産額予測を9,500億台湾元(約2兆5,000億円)へと上方修正した。ピークだった2008年の9,100億元も上回る予測だ。10日付経済日報が伝えた。

 統計によると、上半期に特に輸出額が伸びたのは中国向けで、前年同期比84.5%増の25億6,000万米ドル、輸出先全体に占める割合は33.8%だった。

 TAMIの王正青総幹事は、今年は中国をはじめ、インドやブラジルなど新興市場の活況で、業界全体で高い成長力が期待できると好感している。

 なお、工作機械と部品メーカーで組織する台湾区工具機零組件(部品)工業同業公会(TMBA)が11月3~7日に台中水ナン経貿園区(ナンはさんずいに南)で、第1回の台湾国際工具機(工作機械)展(台湾国際マシーンツールショウ、TMTS2010)を開催する。235社が1,300ブースを出展する予定だ。さらに、20社以上が100ブース以上をキャンセル待ちしている。