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裕隆汽車の8月売上高、「鬼月」も今年3番目を記録


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年9月10日_記事番号:T00025217

裕隆汽車の8月売上高、「鬼月」も今年3番目を記録

 
 自動車大手、裕隆汽車が9日発表した8月売上高は、前月比22.78%減、前年同月比120.05%増の26億2,100万台湾元(約68億8,000万円)で、大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月(今年は8月10日~9月7日)」にほぼ重なったものの、単月売上高としては7月、1月に次ぐ今年3番目の水準となり、予想を上回る好業績を記録した。10日付蘋果日報が伝えた。

 裕隆汽車は8月、同社が組み立てを担当する自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」の販売台数が、7人乗りMPV(多目的車)「LUXGEN7 MPV」で300台、スポーツ多目的車(SUV)「LUXGEN7 SUV」で925台と、クラス別でともに市場首位となり、売上高に貢献した。

 好調な需要を満たすため同社は、生産台数を月4,000台から5,000台へと増やしており、鬼月明けからは残業体制をさらに拡大する。

 証券会社は「鬼月や工場の夏季休暇で8月の業績はやや下がったが、9月は生産台数増などで売上高は再び上昇する」との見通しを示した。