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作成日：2010年9月10日_記事番号：T00025219
コンパルとペガトロン、８月は２けた増収
ノートパソコンなど電子機器受託メーカー、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）と和碩聯合科技（ペガトロン）が９日発表した８月売上高は、低迷した７月から一転して２けた台の増収となった。10日付工商時報が伝えた。
コンパルの８月連結売上高は前月比10.89％増、前年同月比19.1％増の659億5,100万台湾元（約1,742億円）だった。ノートＰＣの出荷台数は、前月比18.75％増の380万台。８月下旬から受注が回復した。
陳瑞聡同社総経理は今後の出荷見通しについて、第３四半期は1,168万台前後、第４四半期は前期比10％増との見方だ。
ペガトロンの８月売上高は、前月比17.9％増の381億6,900万元。１～８月の売上高は前年同期比5.1％増の2,785億6,900万元だった。８月のノートＰＣ出荷台数は130万～140万台で前月比24.4％増となり、ノートＰＣ受託生産メーカーの中では最も高い成長率を記録した。第３四半期の出荷台数は前期比10～15％の増加を見込んでいる。
