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中華電信とASUS、電子ブック・クラウドでも提携へ


ニュース 電子 作成日:2010年9月10日_記事番号:T00025220

中華電信とASUS、電子ブック・クラウドでも提携へ

 
 中華電信の呂学錦董事長は9日、華碩電脳(ASUS)との提携関係を、現在の低価格ノートパソコン(ネットブック)「Eee PC」および全地球測位システム(GPS)携帯電話から電子ブック事業に広げ、将来的にはクラウド・コンピューティング分野でも協力する可能性があると語った。10日付工商時報が伝えた。
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Garmin-ASUSの新スマートフォン「A10」発表会で肩を並べる施崇棠ASUS董事長(中)と呂学錦・中華電信董事長(左)(9日=中央社)

 ASUSは初の電子ブックリーダー「DR-900」を、10月に599米ドルで発売する予定で、中華電信は同日、同製品を販売すると表明。台湾で少なくとも数万台が売れると見込んでおり、詳細は10月に2社共同で発表するとしている。

 中華電信はまた、台北県板橋市と桃園県楊梅鎮でクラウド向けインターネットデータセンター(IDC)の建設計画を進めており、川上から川下までの産業ネットワークを拡大するため、ウェブ上にデータを保存できる「ウェブストレージ」事業を展開する全球聯迅(イーケアミー・テクノロジーズ)を傘下に持つASUSと提携する可能性もあると表明した。