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ぜいたく税導入、税率30%以上で検討


ニュース その他分野 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025234

ぜいたく税導入、税率30%以上で検討

 
 財政部や行政院賦税改革委員会は、ぜいたく品に対し加重課税を行う奢侈(しゃし)税の導入を昨年から検討しており、税率を当初案の20%より高い30%以上とする案が有力となっている。ただ、対象品目は当初案より限定される見通しだ。13日付聯合報が伝えた。
 
 財政部は法改正の検討に入っており、自家用飛行機、ヨット、高級輸入車などが課税対象となる見通しだ。当初案には宝石、時計、ブランドバッグなども対象に含まれていたが、関連業界や外資系の商工会議所の反対などから、対象を特に高価な商品に限る方針へと転換した。

 課税方式については、貨物税(現行最高税率30%)を加重課税する案が有力で、ぜいたく品にかかる税率は30%以上となる見通しだ。

 これに関連し、呉敦義行政院長も先ごろ、財政部に対し、高価なぜいたく品に対し、高税率を適用することを検討するよう指示していた。