ニュース 金融 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025237
香港の投資会社プリマス・フィナンシャル・ホールディングス幹部は12日、米保険大手AIGの台湾生保子会社、南山人寿保険の買収計画が経済部投資審議委員会(投審会)に却下されたことに反発し、10月1日の期限までに行政訴願(異議申し立て)を行う方針を明らかにした。13日付経済日報が伝えた。
プリマスは投審会による申請却下が「法的根拠を欠いている」として、徹底的に争う姿勢を示した。また、AIGが南山人寿売却に向けた再入札を実施する場合、改めて応札する意向も示した。これに対する、AIG側の具体的な動きはまだない。
外電はプリマスと中策集団(チャイナ・ストラテジック・ホールディングス)がAIGとの株式譲渡契約の有効期限(10月12日)を待たず、合弁を解消するとの観測を伝えたが、プリマスは「期限切れは間もなくであり、前倒しして合弁を解消する必要はない。期限切れ後の対応はAIG側の決定にかかっている」と指摘した。
プリマスはまた、南山人寿が再入札に付される場合、落札金額はプリマス・中策陣営による当初の21億5,000万米ドルを下回ると予測した。これまでの労使対立に加え、南山人寿が今期230億元に上る赤字を計上するとみられることが理由だ。
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