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漢方薬の天明製薬、屏東に新製薬工場


ニュース 医薬 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025239

漢方薬の天明製薬、屏東に新製薬工場

 
 漢方薬製造・販売の天明製薬は、屏東農業生物科技園区(屏東県長治郷)に投資額4億台湾元(約11億円)で製薬工場を新設する。来年末の量産開始予定で、これにより同社の生産能力は、新工場の稼働初期の段階で現在の6倍、最大で12倍まで拡大する。また、4年以内に売上高10億元を目指す。13日付経済日報が伝えた。

 業界関係者によると、今年12月に予定される第6回中台民間トップ会談(江陳会)で「医薬衛生合作協議」が調印されて、中台間で保健食品の臨床認証の規制緩和が行われる見通しとなっており、天明製薬を含めGMP(適正製造規範)認証を取得している製薬会社はとって大きなプラス材料となりそうだ。

 天明製薬は漢方薬の製薬会社としては台湾で唯一、製造から診療所への販売までを行っている。東洋医学の診療所2,700カ所のうち1,300カ所を顧客としている。