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永光化学、原薬工場を拡張へ


ニュース 医薬 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025240

永光化学、原薬工場を拡張へ

 
 台湾永光化学工業(エバーライト・ケミカル・インダストリアル)はこのほど、1996年に建設した医薬品原薬工場の生産能力が需要に追いつかないため同工場の拡張を決定した。予算は6億3,000万台湾元(約16億7,000万円)。第4四半期に建設許可を申請し、来年にも着工、2013年の完成・稼働を予定する。研究開発(R&D)実験室や各種原薬の生産ラインを新たに設置する計画だ。13日付工商時報が伝えた。

 今回の拡張により、主に▽プロスタグランジン類▽循環器系疾患向け▽アレルギー用治療剤▽抗がん剤──などの原薬生産ラインを設置し、年売上高6億5,000万元増、利益倍増を目指す。

 同社の医療・化学品事業による今年1~7月の売上高は1億6,600万元、税引き前利益は4,601万元。

 同社は現在、▽化学染料・着色剤▽特殊化学品▽電子製品向け化学材料▽ナノ材料──の4事業でも5カ年発展計画を検討中だ。