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「USB3.0、来年に爆発的成長」=イートロン董事長


ニュース 電子 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025253

「USB3.0、来年に爆発的成長」=イートロン董事長

 
 集積回路(IC)業界関係者によるアジア固体回路会議(A-SSCC)は10日、新竹市で台湾地区の会合を開き、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)の盧超群董事長は、従来のUSBよりデータ転送速度が速い新規格「USB3.0」が来年には爆発的な成長を示すとの認識を示した。11日付工商時報が伝えた。

 盧董事長は今後の半導体景気について、「欧米の消費が弱含み、例年の需要期に当たる下半期は期待外れになるのではないか。当初は世界経済がU字型の回復を示すとみていたが、回復はM字型になるのではないか」と指摘。その上で、台湾企業には携帯デバイス向けの商品に集中し、コンピューター関連のウエイトを引き下げるべきだと提言した。

 盧董事長はまた、「マルチメディアファイルや高画質動画の普及により、外付けメモリーに対する需要が伸びるとみられ、データ転送速度が速いUSB3.0には爆発的な成長を遂げる潜在性がある」とした。

 同社はUSB3.0のコントローラーICを第4四半期から量産する。