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インベンテック、来年業界6位に転落か


ニュース 電子 作成日:2010年9月13日_記事番号:T00025257

インベンテック、来年業界6位に転落か

 
 ノートパソコン受託生産4位の英業達(インベンテック)は来年、出荷台数で和碩聯合科技(ペガトロン)と鴻海科技集団(フォックスコン)に抜かれ、業界6位に転落する可能性が高い。13日付電子時報が報じた。

 インベンテックの来年の出荷台数は、今年よりは拡大するものの、2,000万台以下の水準にとどまるとみられる。一方、現在5位のペガトロンは、固定客の華碩電脳(ASUS)に加え、東芝、宏碁(エイサー)、その他のノーブランド顧客からの受注により2,000万台を上回る見通し。さらに、鴻海がインベンテックに代わってヒューレット・パッカード(HP)の大手受託先となることから、2,000万台以上の出荷が見込まれる。これによりインベンテックは、初めて業界ランキングで上位5位からはじき出される公算が大きい。

 なお、インベンテックは既に単月出荷台数では何度もペガトロンに抜かれており、今年第4四半期はペガトロンの後塵を拝して5位に終わる見通しだ。今年通年の出荷台数は、目標の1,800万台に対し、1,600万~1,700万台水準となると予想されている。