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中科3期の開発、今週末にも再開


ニュース その他分野 作成日:2010年9月14日_記事番号:T00025266

中科3期の開発、今週末にも再開

 
 中部科学工業園区(中科)第3期発展区后里園区七星基地(台中県后里郷)の工事は、今週末にも再開する見通しだ。中科3期の開発工事は、環境影響評価審査に瑕疵(かし)があるとの行政訴訟で、裁判所が開発停止の仮処分を下したため、一時ストップしていたが、8月31日に環境影響評価が条件付きで審査を通過し、行政院国家科学委員会(国科会)が9月6日に開発許可を再発給している。14日付工商時報が報じた。

 一方、環境保護団体は13日、国科会の正門前で抗議活動を行った。中科3期の操業と工事を停止するよう命じる判決が出たにもかかわらず進出企業が工事を続けたことから、台北高等行政法院に対し中科と進出企業の工事停止の強制執行を求めるとしている。

 これに対し、楊文科・中科管理局長は、環境影響評価が8月末に行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価委員会大会を通過したことで(裁判所の仮処分の効力は消失し)、中科は開発が続けることができるようになったと説明した。国科会は17日に説明会を予定しており、その後すぐに工事を再開する見通しだ。