ニュース 運輸 作成日:2007年9月7日_記事番号:T00002527
遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は6日、韓国・済州~北京の運航を一時的に取りやめると発表した。北京空域の混雑解消を目的に中国航空当局が航空ダイヤの調整を行う影響を受けるもので、済州島乗り換えの中国北部路線は遠東航空が力を入れてきただけに、営業面で大きな影響が出る見通しだ。7日付経済日報が伝えた。
同社によると、北京首都空港は1日当たり1,500便が離着陸するため、過密ダイヤによるフライトの遅れが問題になっている。来年には北京五輪も控えているため、中国民航当局は大幅なダイヤの見直しに着手し、中国国際航空や中国東方航空の4大航空会社を含む数百便が影響を受けることになり、遠東航空の済州~北京線もその対象になった。
遠東航空は中国東方航空と提携して、台湾から済州島乗り換えで北京や瀋陽、大連の中国北部や上海と結ぶ路線を運航している。香港・マカオ経由で中国に行くよりも時間が節約できる点をアピールした結果、人気を呼び、国際線売上高の60%を占めるに至った。
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