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富邦の中国損保法人、アモイ市政府系企業が出資


ニュース 金融 作成日:2010年9月14日_記事番号:T00025270

富邦の中国損保法人、アモイ市政府系企業が出資

 
 富邦人寿保険と富邦産物保険が折半出資で中国福建省アモイ市に設立を計画している損保子会社に、アモイ市政府系の「廈門港務公司」が20%を出資することが分かった。14日付経済日報が伝えた。

 関係者によると、アモイ市政府は廈門港務公司が1億人民元(約12億4,000万円)を出資することに同意。これにより、同子会社の資本金は5億人民元となる。中国保険監督管理委員会は既に開業に向けた検査を終えており、近く営業許可が下りる予定で、10月中の開業を見込んでいる。損保業界での中台合弁は初のケースとなる。

 富邦の中国損保子会社は、先行する国泰金融控股系の国泰財産保険とは異なり、中国企業をターゲットに建設工事保険などの顧客を開拓する構えだ。

 富邦金融控股は既に、アモイ市で廈門銀行に約20%の出資を行っており、中国で銀行業に続き、保険業に参入することになる。