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台北市の不動産所有権移転登記件数、前月比24%減【図】


ニュース 建設 作成日:2010年9月14日_記事番号:T00025273

台北市の不動産所有権移転登記件数、前月比24%減【図】

 
 台北市政府が13日発表した8月の売買による不動産所有権移転登記件数「建物売買移転件数」は3,850件で、前月を24.29%下回り、1年6カ月ぶりの低水準となった。不動産業界関係者は、不動産景気の過熱防止を狙った中央銀行の不動産ローン引き締め策が効果を発揮したとみている。14日付蘋果日報などが伝えた。
 
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 不動産仲介大手、信義房屋の蘇啓栄・不動産企画研究室経理は「第3四半期は例年非需要期に当たるが、減少幅が15%を超えるのは異例だ。中銀の不動産ローン引き締め措置が市場に衝撃を与え、模様眺めムードを生んでいることを示している」と分析した。

 蘇経理はまた、中銀の措置が不動産投機だけでなく、住み替え需要にも冷や水を浴びせたと指摘した。

 行政区別では、松山区が前月比43%減、文山区が40%減、内湖区が33%減で特に減少幅が大きかった。